とおのでくらす&はたらく

遠野市の仕事

萩原印刷株式会社 遠野事業所

遠野スタッフがつくる、話題のベストセラー

1925年(⼤正14年)の創業から90年余り、出版印刷を専⾨として実績と経験を積み重ね、進歩する印刷技術に機敏に対応しながら常に⾼品質の製品を送り出してきた企業です。これまで⼿掛けた書籍は、⼩説、実⽤書、専⾨書など多岐にわたり、直⽊賞や本屋⼤賞の受賞作などベストセラーの制作実績も多数あります。
近年は、Webサイト制作・運営や電⼦書籍の制作などクロスメディアへの対応を強化し常に⼀歩先を⾏く儀医術の開発と設備の拡充に努めています。
遠野事業所は2013年に開設され、書籍の組版を中⼼とした業務を⾏っており、すでに遠野⽣まれの多くの本が全国の書店に並んでいます。

働く人インタビュー

事業所名
萩原印刷株式会社 遠野事業所
代表者
代表取締役 萩原 誠
創業
1925年(⼤正14年)1⽉
ホームページ
http://www.hg-prt.co.jp/
所在地
[ 遠野事業所 ] 〒028-0523 遠野市中央通り4-6
[ 本社 ]    〒112-0004 東京都⽂京区後楽2-21-12
遠野市公式ウェブサイト 遠野市内の企業情報
https://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/46,36292,295,527,html

働く人インタビュー

ここ遠野でも、⾃分の望む仕事ができる喜びが
もっと増えると期待しています。

萩原印刷株式会社

菊池 華恵 さん

 印刷会社でDTPオペレーターをしています。書籍の仕事が多く、出版社などのお客様からいただいたテキストデータを、ほんの1ページ1ページに流し込み、1冊の本に仕⽴てていく仕事です。
昔から本が好きで、何か本に関わる仕事がしたいと考えてはいたのですが、⼊社するまでこのような仕事があることを実は知りませんでした(笑)。

毎⽇パソコンに向かって黙々と作業する地味な仕事ですが、⾃分や同僚が⼿がけた本が書店に並んでいたり、直⽊賞などの⼤きな賞をとってテレビで取り上げられたりして、家族や友⼈の⽬に触れるのは嬉しいし、やりがいになります。
私はもともと遠野出⾝で地元の⾼校から仙台の⼤学へ進みました。就職の際には本の仕事がしたいという希望と、できれば遠野に戻りたいという思いがあり、そこにタイミングよく当事業所が開設されるという情報を得て、応募したという次第です。

 私の場合も東京が本社の事業所に勤めていますが、例えばビールの醸造所やカフェなど外から来た⼈が新しく起業し、それが地域の産業として徐々に根付いてきたと感じます。それによって遠野でできる仕事の幅が広がって、地元の⼈たちにとっても様々な職種で働く機会に恵まれるようになったと思います。
実際、私の同級⽣も関東からUターンして新しくできた職場で働いています。また、遠野市の⽅で市内に就職した⼈の奨励⾦などで就業を応援しているのも、遠野で働こうかと考えている⼈の背中を押してくれるでしょう。

 地元で働く希望が叶って7年⽬になります。本づくりという未知の世界に⾶び込んで、新しいことを吸収する毎⽇を楽しく過ごしてきましたが、今後は⾃分の中に蓄積された知識をどう⽣かしていくかを考えながら続けていきたいです。