とおのでくらす&はたらく

遠野市の仕事

株式会社トーノ精密

高い技術力に定評のある、研究開発型企業

1976年(昭和51年)に創業し、プラスチック製民生用部品の製造販売を開始。現在の事業は次の3本柱で展開しています。
1.『精密プラスチック製品』は、自動車、機械、デジタル機器、住宅、医療など他分野のニーズに応え、金型設計製作から量産まで一貫生産。
2.『MIM製品』は、東北では数社しか手がけていない分野で、プラスチックの成形技術を応用した技術により金属製品などを生産。
3.『TRI製品』は、大学など産学官連携により開発されたTRIシステム(金属と樹脂の接合技術)を応用した製品を開発、製造。全国的にみても研究開発型の中小企業として先駆け的な活動を推進している企業です。

働く人インタビュー

事業所名
株式会社トーノ精密
代表者
代表取締役 佐々木 弘志
創業
昭和51年 4月
ホームページ
http://www.tohno-pre.co.jp/
所在地
〒028-0542 遠野市早瀬町3-10-1
遠野市公式ウェブサイト 遠野市内の企業情報
https://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/46,36126,295,527,html

働く人インタビュー

故郷に戻って得たのは、ゆとりある働き⽅、
そして様々な⼈たちとの新しいつながりです。

株式会社トーノ精密

阿部 克彦 さん

 出⾝は遠野市内です。名古屋近くの⼤学に進学しそのまま就職して10年ほど働き、思うところあってUターンしてきました。
⼀番のきっかけは⼦どもの頃に私を⼤変かわいがってくれた大叔母さんが亡くなった際に、近くにいられなかったことがとても悔やまれ、やはり親兄弟や親戚の近くで暮らした方がいいという考えを強くしたことです。

 そこで、遠野の求人情報を得るために遠野市が定住推進のために設置している「で・くらす遠野」に登録し、履歴書を送ったところ、それがタイミングよく当社社長の目に留まって、とんとん拍子で就職につながりました。
現在は営業として週に1日ほど県内外のお客様をまわり、あとはパソコンに向かっている時間の多い仕事です。名古屋にいた頃は靴店に勤務していましたので、シフト制で休日も不規則でした。今の仕事に就いて決まった生活リズムができ、通勤はクルマで15分程、残業もほとんどなく、余裕を持って仕事ができる環境なのはありがたいです。

 Uターンした当初、アパートを借りる際に遠野市の『若者定着推進家賃補助金』の制度を利用させていただきました。一人暮らしで家賃を払い、クルマも必需品となると負担も大きいですから、この補助には助かりましたね。
久しぶりの遠野暮らしは、私の場合昔の同級生などもいましたのですぐに溶け込めましたが、仮に誰も知り合いがいなくても、例えば町民運動会やお祭りなど様々な行事で地元と触れ合う機会があり、近隣の人とのつながりを深められると思います。
さらに、遠野に移住して起業している人たちとも知り合いになることができ、そこから刺激を受けられるのも遠野の良さでしょう。人と人とのつながりを感じながら仕事をしたいとか、新たなチャレンジを始めたいという人に遠野は適した土地だと思います。